生活保護者の医療費は自己負担なしでできるのでしょうか？

生活保護受給者の医療費は自己負担なしでできます。生活保護を受けられている方の医療費の場合、医療費の扶助が適用されます。そのため自己負担がなくなり診療も受けられるようになります。

保護を受けられている方は保険証の代わりに福祉事務所から「医療券」というものが発行されるのです。医療扶助の対象となれる方は、ほとんどの「保護を受けられている方」（障害者自立支援法の適用者、被用者保険の被保険者・被扶養者の場合は各制度の給付されない部分のみが対象となります。）が受けられることになります。

＜指定された医療機関を使う＞
また保護制度で指定された医療機関を使うということも大切です。原則として指定された医療機関で診療というのが基本となります。ただし、急病であったり入院中で転院できないなど事情がある時にはもちろん指定された医療機関でなくても利用できる場合があります。そして健康保険と同じく、金銭の管理料・差額のベッド代など医療費に含まれないものも存在しますのでご注意ください。医療扶助の範囲は「診察、薬剤・治療材料、医学的処置、手術や治療・施術、居宅における療養管理、病院・診療所への入院や世話・看護」などが挙げられます。医療扶助は原則、現物給付となります。

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